UNICO NEXTでは、経験の機会を外出支援で提供します。
希望の外出先の聞き取りや計画・準備を手助けします。外出予定は他のお子さま方にも共有し、自発的な集団行動の練習につなげます。
UNICO NEXTでは定番になった「外出支援」。
一般的に「放課後等デイサービス」の事業所では、スタッフが行く場所を決め、金額を計算し、保護者へ説明し、集団でどこかの場所へ行く、という流れです。
UNICOでもNEXTモデル以外の事業所では同じような流れで外出を行うことが多いです。
「NEXTモデル」は中高生の利用が半数ほど占めています。
子どもたちから「ここ行ってみたい」「こんなことしてみたい」という意見があれば、早速「外出計画書」つくりを始めます。
ざっくりと 「5W2H」
➀When(いつ)
②Where(どこで)
③Who(誰が・誰に)
④What(何を)
⑤Why(なぜ)
⑥How(どのように)
⑦How much(いくら) で考えていきます。
基本的に子どもたちが作成を行い、スタッフは「答え」を「教える」のではなく、「答えをだすための方法・やり方」を一緒に考えていき、経験を積みながら自分で行きたい所へ行けるようになるためのサポートを行います。
ある児童は「おしゃれなカフェに行ってみたい」という希望があり、なかなか自分1人だと行けない。
「スタッフと一緒にカフェへ行きたい」と想いを伝えてくれたことで「カフェへ行く」という体験を行い、何と今ではちょっと遠方もおしゃれカフェにも1人で行けるようになりました。
その児童が「次はここへ行こうと思ってるんです。楽しみ!」と笑顔で伝えてくれた時には、本当に心が熱くなりました。
「どこかへ行ってみたい」「こんなことやってみたい」など、「やりたいこと」を経験しながら子どもたちの可能性を解放していけるよう、これからも「外出支援」を続けていきます。
※新型コロナウイルス感染に配慮しながら、サポートを行っています。
~最終回へつづく~