子どもたちの
可能性を解放する

「可能性」とは、子どもたち自身がもともと持っている育つ力のこと、「解放」とは、制限を外して自由にすることを指します。「可能性を解放する」とは、子どもたち自身が持つ育つ力にかかっている制限を外し、自由にして、その子自身の育つ力がより発揮されるようにする考え方です。
絵具で塗りつぶして思い通りの色に変えてしまうのではなく、光で優しく温かく照らすと、それ自身が持つ色がはっきりして輝いてさえ見えてくる、そんな教育を目指しています。

Principle

unicoが大切にしている
「ちがい」と「おなじ」

unico(ユニコ)という名前は「uni:ちがい」と「co:おなじ」をどちらも大切にしたいという想いから生まれました。「ちがい」とは、ひとりひとりに違った特性があっていいということ、「おなじ」とは、みんなが同じかけがえのない存在だということ。そして、その「ちがい」と「おなじ」をどちらも大切にしようとする、人としての在り方のことを「みんないい」として、子どもたちの可能性を解放するための大前提のスタンス(姿勢・態度)として位置付けています。

どちらか片方でも大切にできていないと、その子の特性や存在を「おかしい(ちがうからヘンな子・おなじではなくダメな子)」と感じ、大人の力で変えてやろうという関わり方に繋がってしまう可能性があります。逆に、「ちがい」も「おなじ」もどちらも大切にできてさえいれば、どんな子の特性も「おもしろい」、存在も「いとおしい」と感じられ、その子自身がその子なりに育っていくんだということを信じて関わることができる。まずはとにかく、「みんないい」として、子どもたちみんなの「ちがい」も「おなじ」も大切にしてこそ、子どもたちの可能性を解放できると考えています。

01 一般的な考え方

「ふつう」と「とくべつ」という価値観

ふつうの環境に合う子が「ふつう(健常児)」の子、合わない子が「とくべつ(障害児)」といった、人よりも環境を基準にする潜在的な価値観が眠っています。

02 一般的な考え方

「大人が育てる」という思想

「ふつう」と「とくべつ」という環境を基準にする価値観によって、どうしても決まったふつうの環境(一般的な教育の形)に子どもたちに当てはめようとせざるをえなくなり、「大人が育てる」教育になってしまいます。

03 unicoの考える現代の教育の課題

障害を「持っている」

「ふつう」の環境に合わない子が「とくべつ(障害児)」という価値観では、その子に障害がくっついていて、問題が起こったときはその子自身が問題を「持っている」として見てしまいます。また、その価値観の中で障害を肯定的に捉えようとすると、障害は個性だという見方になります。

04 unicoの考え方

「ちがい」と「おなじ」

環境よりも先に人の「ちがい」に目を向け、そのちがいによって人の人の価値は変わらず、みんなが「おなじ」大切な存在だと捉え直すことで、「ふつう」「とくべつ」の価値観を転換することができます。

05 unicoの考え方

「子どもが育つ」という思想

「ちがい」と「おなじ」という価値観にもとづいて教育を描き直すと、教育にその子を合わせるのではなく、その子自身がその子に応じた学習をしていく、子ども主体で「子どもが育つ」という教育に近づいていくことができます。

06 unicoの考え方

障害が「起こっている」

「ちがい」と「おなじ」の価値観では、その子自身に障害がくっついているのではなく、その子の「ちがい」とそのときどきの環境の「ちがい」とが嚙み合わなかったときに間に「起こってしまった」問題のことを障害だと捉え直すことができます。環境が「ふつう」に合わせて作られていることで、障害が「起こりやすい」子は居ますが、障害を「持っている」子はいないと考えます。

Message

メッセージ

僕たちは、いろんな勉強をして、日々あれこれと試行錯誤を繰り返しながら、せいいっぱい子どもたちと関わっています。それでも、本当に思った通りにいくことはほんのわずかで、ほとんどは思わずビックリさせられるようなことばかりです。でも、そんな気まぐれに見えるところこそが、子どもたちの最大の魅力ではないかなと思います。
子どもたちは自分自身で成長しようとする力を持っていて、いつでも一生懸命に頑張っているからこそ、大人の想像が追い付かないぐらいに日々めまぐるしく変化していきます。その変化を間近で感じ、喜んだり悲しんだり驚いたりさせてもらえる、本当に幸せな仕事です。
そして、そんな子どもたちを、自分たちの思った通りに成長・変化させようとするのではなく、その持っている力の邪魔や制限をとりのぞき、発揮しやすくすることこそが、僕たち大人の本当の役目ではないでしょうか。
unicoの「ポカポカ・イロイロ」は、「子どもたちをどうすべきか」ではなく「子どもたちはどうするのかな」という、まさにそんな子どもたち主体の支援を目指しています。

執行役員 兼 unico本部長
濱田 諒

福岡県出身。大学卒業の後、特別支援学校にて知的・発達障害のある生徒への生活・学習指導にあたる。全国に展開する就労移行支援事業所へ転職し、知的・身体・精神・発達障害のある利用者の相談援助や職業指導、サービス管理責任者業務を経験。子ども主体で分け隔てのない教育を実現するため当社unico事業部に参画。全教室の統括の他、unicoメソッドの開発や社員教育に携わる。