UNICO NEXTでは、数種類のアプリを用意し、気軽にITに触られる機会を提供し、自己学習をサポートします。
「プログラミング学習」と言うと、第1回ブログ書いたように「パソコン教室でしょ?」と捉える方が多いようですが、どうでしょう?私たちがやっている事について説明していきます。
UNICO NEXTでは、「scratch」「スプリンギン」「ビスケット」「アレクサ」「MESH」「toio」など、様々な教材を準備しています。
スタッフはこれらの教材を子どもたちへ提示したり、何が出来るかなどを紹介していきます。
もちろん、興味がある子どもも興味がない子どももいます。
子どもたちの「興味がない」という発言は、本当に興味がないのでしょうか。
スタッフは「本当に興味がないのかな」と考えます。
子どもたちは「出来そうにないと思っていないかな」「やり方が分からないのかもしれないのかも」「はじめての事は緊張するのかな」様々な見立てを立てながら、子どもたちに応じたサポートを行っていきます。
そのうえで「興味がない」という選択ももちろん出てきます。
一度興味を持ち始めた子どもたちは、スタッフの手は離れ、自ら「やってみたい」という意欲と共に時には凄まじいようなチャレンジを続けながら自己学習していきます。
現在在籍している子どもたちの中には、スタッフのプログラミング理解をはるかに超えた子どもたちも多くいます。
子どもたちの「やってみたい」という意欲、そして「やってみたいけど‥」の「…」を見落とすことなく気づき「出来たい!」という想いをサポートできるような支援をUNICO NEXTでは行っていきます。
■プログラミング学習の副産物
・UNICO NEXTでは子供たち同士での「教え合い」もよくみられる風景となっています。
「あー分からん」と言う子どもがいると「なにが~?」と言ってくれる別の子ども。スタッフいらない??(笑)
・視覚化された情報が特性にマッチする子どもたちも多く、チャレンジしやすい教材でもあるようです。
・子どもたちの様子を見ていると「上手くいかなかったけれど何度も挑戦して出来るようなる」というトライ&エラーの経験は、子どもたちの自己肯定感を高め、リアルの世界での「上手くいかなくても次やってみる」という耐性を武器として身に着けることもあるようです。
※「プログラミング思考」とは自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、 より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力。(文部科学省 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論のとりまとめ)より)
~第5回へつづく~