■よくある誤解① 「可能性ってすごい能力のこと?」

「子どもたちの可能性を解放する」も、大きくて広い言い方になっているので、「みんないい」と同じように、人によってまったく異なる受け取り方をされてしまうことがあります。

まず、「可能性ってすごい能力のこと?」という、可能性という言葉を、なんだか他の子にはないその子だけにあるズバ抜けた特別な力のように受け取られてしまうパターンがあります。

これは、すでにまとめてみていることからも分かるように全く違うものになります。

あくまで可能性というのは、その子がもともと持っている「育つ力」のことであって、何か特別な「特殊能力」を指すものでもなければ、何ができるようになるかといった「素質」を指すものではありません。

「育つ力(可能性)」とは、こういうことやってみたいといった「意欲」や、こうしたらどうなるんだろうといった「興味」を指すもので、どこかに伸びたり広がったりしていく矢印の先っぽではなく、矢印の先につながる棒の部分ようなイメージを持ってもらうのが掴みやすいかもしれません。

~第6回へつづく~

執筆者:unico代表 濱田 諒